お肌に良いコラーゲン |
お肌に良いコラーゲン
TVや雑誌でよく話題になっている『コラーゲン』
「コラーゲンたっぷり」とか「翌日にはお肌プリプリ」なんて見ると,
女性は魅かれてしまうかと思います。
コラーゲンは,皮膚・骨・軟骨・血管といった組織に存在するタンパク質で,
身体を構成する全てのタンパク質の約30%を占めています。
コラーゲンの40%は皮膚に,20%は骨・軟骨に存在します。
こう聞くと,やはり沢山食べよう!と思いがちですが,
果たして,コラーゲンを食べて皮膚のハリはアップするのでしょうか・・・?
「食べたコラーゲンが腸から吸収され,血液を介し,皮膚に達して作用する」
という「科学的根拠」が,報告されました!!
①摂取したコラーゲンが,消化管で分解されて血液中に長時間安定して存在する
→ すでに科学的根拠あり
②血液から皮膚組織へと到達する
→ すでにマウスの実験で実証あり
③皮膚組織においての作用について
→ これに関しては今まで検証されていませんでしたが,
今朝の皮膚科学会で防衛医大教授が発表されていました。
その結果は,培養線維芽細胞を約1.5倍増殖促進させ,
ヒアルロン酸産生を約3.8倍増やしたそうです。
ヒアルロン酸増加により,皮膚の水分保持能力はアップするので,
やはりお肌には良い!ってことですね。
ただ,この実験は,魚のウロコから作られ
より吸収され易いように低分子化されたコラーゲンを使用されての結果です。
魚のウロコは,約40%はコラーゲン!(意外です,驚き!)
豚皮由来より,吸収量は約1.5倍だそうです。
魚のウロコで肌の水分量アップ,これもエコアイディアのひとつですかね。
by amc-skincare
| 2011-02-12 12:56
| 肌に関する雑記