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カテゴリ:肌に関する雑記( 6 )
ストレスと肌

ストレスと肌

この度の地震・津波・原発事故等により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。

東日本大震災から2カ月が経とうとしています。
余震とは思えない大きな地震,1カ月前にもありました。
被災地の方々はもちろんのこと,東日本の人たちは,またいつ来るかわからない余震や原発事故の恐怖と,そして日本中の人たちが,先の見えない「不安」や「ストレス」を抱えて生活しています。
震災後,こういったストレスによる肌状態の悪化を訴えられる患者様が多く来院されました。
・ 地震,停電で食事のバランスが悪くなり,ニキビができた
・ 地震後,不安で熟睡できず,肌の調子が悪い
・ 生活のリズムが狂って,肌のコンディションがよくない

皮膚は、外からの異物を入れないよう防御する「バリア機能」,
そして侵入しようとする菌や異物を攻撃する「免疫機能」という役割があります。
そして、水分を蒸発させない働きもあります。

ストレスにより,ニキビやアトピー性皮膚炎が悪化することは,
日常の診療においてもよく体験することです。
どうしてストレスにより,肌は影響を受けるのか,興味あるところです。

この4月,横浜にて日本皮膚科学会総会が開催予定でしたが,震災の影響で中止となりました。
この学会で「皮膚疾患の心身医学的アプローチ」という講演が予定され,
そのプログラムに,
「急性ストレスでは末梢神経から放出される神経ペプチド(神経が分泌するホルモンなどの総称)の
炎症反応増強作用による皮膚炎の悪化,
慢性ストレスでは内因性グルココルチコイド(副腎皮質から分泌されるステロイド系のホルモンで,
血糖量を上昇させる作用や,ストレス反応の中心的役割を果たすアドレナリンの作用を助長するといった作用をもつ)によるセラミド合成障害にて,皮膚のバリア機能が障害される。
そして実験的に,ストレスを伝達する物質が皮膚バリア機能障害を誘導することを明らかにした」
との内容が記載されていました。
ただこの実験は,設定された条件下でも必ず同じ結果にならないとも記載されており,
ストレスの感じ方の違い・対処方法の違い,そのときの身体的状況により反応が異なるのかなどと,
その理由を私なりに考えてみましたが,ぜひ次なる機会にこの発表を聴きたいと思っております。

「皮膚(肌)は第三の脳である」と傳田光洋さん(資生堂新成長領域研究開発センター)は
提唱されています。
そして,神経系が密集している腸を「第二の脳」と呼んでいます。
たしかに,無意識のなかで感じる腸や皮膚の感覚は,脳以上に敏感ですよね。
ストレスを感じているときに,それを無視しようとしても,食欲は落ち,お腹の調子も悪くなるし,
お肌の状態も悪くなりますよね。
ストレスを感じているときこそ,無意識に感じられる安らぎ,
温かい優しい食事をとったり,お気に入りのタオルや人やペットの温もりに触れたり・・・大切ですよね。
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by amc-skincare | 2011-05-08 17:59 | 肌に関する雑記
お肌に良いコラーゲン

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お肌に良いコラーゲン

TVや雑誌でよく話題になっている『コラーゲン』
「コラーゲンたっぷり」とか「翌日にはお肌プリプリ」なんて見ると,
女性は魅かれて053.gifしまうかと思います。

コラーゲンは,皮膚・骨・軟骨・血管といった組織に存在するタンパク質で,
身体を構成する全てのタンパク質の約30%を占めています。
コラーゲンの40%は皮膚に,20%は骨・軟骨に存在します。
こう聞くと,やはり沢山食べよう!と思いがちですが,
果たして,コラーゲンを食べて皮膚のハリはアップするのでしょうか・・・?
「食べたコラーゲンが腸から吸収され,血液を介し,皮膚に達して作用する」
という「科学的根拠」が,報告されました!!

①摂取したコラーゲンが,消化管で分解されて血液中に長時間安定して存在する c0113980_14221087.gif
→  すでに科学的根拠あり

②血液から皮膚組織へと到達する 
→ すでにマウスの実験で実証あり

③皮膚組織においての作用について
 →  これに関しては今まで検証されていませんでしたが,
今朝の皮膚科学会で防衛医大教授が発表されていました。

その結果は,培養線維芽細胞を約1.5倍増殖促進させ,
ヒアルロン酸産生を約3.8倍増やしたそうです。
ヒアルロン酸増加により,皮膚の水分保持能力はアップするので,
やはりお肌には良い!ってことですね。
ただ,この実験は,魚のウロコから作られ
より吸収され易いように低分子化されたコラーゲンを使用されての結果です。

魚のウロコは,約40%はコラーゲン!(意外です,驚き!005.gif
豚皮由来より,吸収量は約1.5倍だそうです。
魚のウロコで肌の水分量アップ,これもエコアイディアのひとつですかね。

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by amc-skincare | 2011-02-12 12:56 | 肌に関する雑記
おしろい・白粉 

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おしろい・白粉 


毎日,寒い日が続きますね!
今年も,ニキビに関してはもちろんのこと,アンチエイジングやお肌に関してなどなど,
書いてみたいかと思っています。

雑誌に載っていた記事に,白粉(おしろい)について書かれていたものがありました。
白粉の歴史は,世界においては中世ヨーロッパで,儀式の際に聖性を高める目的で顔に蜜蝋を塗り,
そのうえに白粉を使用する方法が流行ったのが始まりのようです。
しかしこの方法は,蝋が溶けて化粧崩れを防ぐために,暖房に近づけなかったようです。
(寒い!007.gif
日本においても,古代から公家を中心に白粉が使われ,
江戸時代に入ると役者や庶民も化粧をするようになったそうです。
もちろん目的は,色白に見えるように!043.gif綺麗に見えるように016.gif!です。
ところが,この頃の白粉には付きをよくするために,鉛や水銀が使われていました。
当然,厚化粧の役者を中心に水銀・鉛中毒に侵され,その原因が白粉であることがわかり,
1900年(明治33年)には無鉛白粉が発売させるも,伸びや付きの良い鉛白粉は
結局,昭和初期まで使われていたようです。
江戸末期に活躍した歌舞伎役者で沢村田之助が,
鉛中毒による壊疽にて,手足を切断し(それでも義足を使い舞台に立ったそうです),
大正天皇が罹った脳膜炎は,乳母の鉛白粉が原因だったようです。
美しくなるために,寒いのを我慢したり,鉛中毒の危険がわかっていて使うなんて,
今では本当に考えられません。

かつてはおまじないや儀式,身分を高める手段で使われ,そして「美」のために使われてきた化粧も,
現在では役割もだいぶ変わってきました。
もちろん「美」のためにも使われていますが,治療過程の状態をカバーしたり,
治療後のアフターケアとして使われたりと,医療をサポートするものも多く出てきました。c0113980_18464261.gif

また「機能性化粧品」と呼ばれる,肌の特定の症状の改善を目的として利用される化粧品,
通常のスキンケアに治療という側面を持たせた化粧品
(基礎化粧品としての成分に加え、医薬品成分などが配合)も出てきました。
鉛白粉の頃を思えば,この100年で化粧品って目覚ましく進化したことがよくわかります。
化粧品を使って,素顔でも!メイクしても!美しくなれるなんて本当に良いことです。
これから,どんな化粧品が出てくるか楽しみです。
私としては,使用感が化粧品のように良い外用治療薬がもっと出てくれると良いな〜
と願っております。

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by amc-skincare | 2011-01-19 18:51 | 肌に関する雑記
明けましておめでとうございます!♪
どんな2008年を迎えられましたか?
新しい年も,もう2週間が過ぎてしまいました。
ご挨拶がおそくなりましたが,今年も引き続き,よろしくお願いいたします。

年の初めからご挨拶が遅れてしまいましたが,今年こそは”まるごとにきび”をしっかり更新していこうと思います。昨年はブログをはじめたばかり,ニキビについての堅苦しい話が多かったのではないかと思います。
2008年は,いろんな話題をとりまぜながら”美容と健康”についてお話ししていきましょう016.gif

私は生まれて初めて日本ではないお正月を経験しました。
2008年へのカウントダウンとともに町中は花火,花火。除夜の鐘の代わりは教会の鐘でした。外国の患者さんに聞くとハワイでもヨーロッパでもお正月に花火はかかせない行事だそうです。日本は花火といえば夏,新年はどちらかというと静かに迎えるという国ですから。新しい年明けを祝うという気持ちはどこも同じです。
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今年も皆様にとっても良い年でありますように053.gif
by amc-skincare | 2008-01-15 12:41 | 肌に関する雑記
粉ふき顔は肌の老化を早める・・・日常生活で気をつけることは?
すみません。ずいぶん更新を怠っていました。
気がつけば,もう師走の扉まであと1週間。しかも急に寒くなってきました!

最近,アンチエイジングについての質問が多いのですが,要はどんなことに気をつければきれいで若々しくいられるのでしょうか。
日常生活でできることから始めなければ長続きしません。長続きしなければ結果はでない。しかも誰にでも当てはまることなら説得力もありますしね。

とにもかくにも肌の健康の基本は私がかねてからしつこく申し上げている”保水”なのです。潤いのない肌はエイジングのもと,つまりは粉ふき顔は老化を早めます。これからの寒い季節,屋外は乾燥注意報,室内はエアコンによる乾燥状態。ご自身に水やりを忘れないようにご注意を。

日常生活ではどんなことに気をつけたらいいでしょうか?
今更,当たり前のことなんですが,今あえていうならば・・・
1)体の生理機能を高めるために代謝の良い体作りをすること
2)便秘をせず,適度に汗をかく運動をすること(隣の駅まで歩くことでもいいでしょう。)
3)1日1回は誰かと会話を楽しみながらリラックスして食事をすること

横浜地域のhamamail vol.14にアンチエイジング(特にシワについて)の取材が載っています。その下には下野竜也さん指揮のN響横浜演奏会などコンサートの記事が満載です。
東急沿線,相鉄線沿線で本日より配布されています。

yokohamaの達人がナビゲートするhamamail vol.14
by amc-skincare | 2007-11-22 15:56 | 肌に関する雑記
皮膚は有能なブレインだった。傳田光洋氏の著書『第三の脳』より
c0113980_17301463.jpg2007年に夏に刊行されたばかりの“第三の脳”という本を近頃,読みました。
日頃,他人の肌を取り扱う仕事をしている私にとってはまさに目から鱗という内容がかかれていました。
この本の中で著者の傳田氏は『皮膚は外側にある臓器で,身体と環境のインターフェイスだとして,皮膚は外部から様々な情報を受け,その情報を体の中に発信し,環境の変化に対して身体が適応できるようにしているのです』と述べておられます。
まず外界の変化を皮膚は様々な情報をキャッチし,感じて,そして身体に指令を出します。寒い場所に行けば寒いと感じますし,蒸し暑い電車に乗ると不快感を感じます。肌で感じたことは心とか気持ちにも少なからず影響を与えるようです。
私は診療で毎日,患者さんの肌をみて,そして必ずさわってみます。
肌もみただけでは解らない情報もたくさんあります。大きく腫れた赤ニキビはみただけでも“ちょっとひどそうだな。”と解りますが,小さな小さな白ニキビなんかはみただけでは解らない。肌に触れるとざらざらしているので,それで気づくこともあります。
毎日忙しく残業続きで,落ち着いて夕ご飯も食べられない。仕事をしながらコンビニのお弁当を食べて,やっと夜中に家に帰り,ちょっと疲れたなとチョコレートなど甘い誘惑に手が伸びる。
朝起きると立派にニキビたちがでてきていて,夜中のチョコを反省したりするわけですが,これはそれに全責任をゆだねるのはいかがなものかと思います。
肌は,その環境とか食べたものとか,その時の心の状態など様々な情報を受信し、処理している,やっぱりブレインですね。時に責任の取り方が潔い臓器です。
傳田氏のかかれているすばらしい内容については追ってまたご紹介したいと思います。興味のある方は是非お読みになってみて下さいね。
by amc-skincare | 2007-10-22 17:31 | 肌に関する雑記

赤井クリニック スキンケアでは にきび・にきび跡のプラズマ治療、スキンケア、脱毛に力をいれています。
by amc-skincare
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